塗布型滑材(推進工, ケーソン工

コンクリート管マニキュア剤Ⅱ

推進工法やケーソン工法のコンクリート躯体表面に塗布して使用、滑材と併用することで躯体と地山の摩擦を低減

TOP製品情報コンクリート管マニキュア剤Ⅱ

特長

現在の推進工事は、砂礫層や急曲線、長距離推進などの難工事が多く、これまでの滑材だけでは推進力が急上昇し、対応できなくなることがあります。コンクリート管表面にマニキュア剤を塗布すると、浸透、硬化し、管表面が平滑な塩ビ管様に改質され、礫の噛み込や粘土の付着を防止し、推進力の急激な上昇を抑えます。

使用現場

推進工法
ケーソン

動画解説

 

梱包形態

正味重量 5kg
荷姿 ポリ缶
塗布面積例 1㎡/0.045L×4.5L=約100㎡

使用方法

  1. コンクリート管表面が乾いている状態で、スポンジブラシ等で管表面に均一に塗布します。
  2. 約3時間乾燥させたらでき上がりです。重ね塗りは不要です。
  3. 塗布後は管表面が滑りやすくなりますので、管の上には載らないで下さい。
  4. 本剤はコンクリートの細孔部に含浸し、表層部を改質、その効果を発揮します。必要以上に厚く塗りますと余分なマニキュア剤は乾燥後、白い薄膜となって表面に析出します。この膜は剥離してもマニキュア剤の効果に影響ありません。
  5. 本剤が余った場合は、元の容器に戻し、栓をして、暗所に保管して下さい。

主な施工事例

【工事別】 推進  ケーソン

#1 無水砂礫層S字曲線施工

管径 φ800m
延長 380m
土質 無水砂礫
工法 泥水式推進

#2 大口径長距離施工

管径 φ800m
延長 380m
土質 無水砂礫
工法 泥水式推進

#3 超大口径施工

管径 φ3500m
延長 200m
土質 砂シルト
工法 土圧式推進

#4 長距離平面縦断曲線施工

管径 φ800m
延長 890m
土質 砂礫
工法 泥濃式推進

#5 超大口径BOX施工

管径 □5m×6m
延長 32m
土質 シルト
工法 土圧式推進

#6 ケーソン施工

管径 □10m×6m
延長 22m
土質
工法 ニューマチックケーソン

解説記事

コンクリート管表面を塩ビ管のように改質し、推進力を低減 塗布型滑材 “コンクリート管マニキュア剤Ⅱ”