目次
はじめに
現在の推進工事は、砂礫層や急曲線、長距離推進など難工事が多く、これまでの滑材だけでは推進力が急激に上昇し、対処が難しいことがあります。

そこで推進力の上昇が懸念される難工事現場において、滑材とマニキュア剤を併用
することで低推力の維持・クラック発生リスク軽減の期待ができます。
することで低推力の維持・クラック発生リスク軽減の期待ができます。
コンクリート管マニキュア剤Ⅱとは
推進工法やケーソン工法のコンクリート躯体表面に塗布して使用する塗布型滑材。
滑材と併用することで躯体と地山の摩擦力を低減。
これまでの推進工事での問題点

礫と推進管の摩擦力が高いため、礫が噛み込み、推力が急上昇、クラック発生の原因となります。
マニキュア剤を使用すると

本剤を推進管に塗布すると、浸透・硬化し管表面が平滑に改質されます。礫と推進管の摩擦力が小さく、推力の上昇を抑えます。また、礫の噛み込みを防止、クラックの発生を抑制します。
データでみるコンクリート管マニキュア剤Ⅱ
<摩擦試験データ>



いずれの土質においても、マニキュア剤を塗布することで、
塩ビ管と同等の摩擦係数になることがわかります。
塩ビ管と同等の摩擦係数になることがわかります。
使用現場
推進工事やケーソン工事などで活用できます。
※製品情報ページに施工事例あり
NETIS登録製品
コンクリート管マニキュア剤ⅡはNETIS登録製品です。
NETIS登録番号 HR-210003-A
NETIS登録製品を採用することで総合評価方式の技術提案で加点、また創意工夫で工事成績評定UPといった効果が期待できます。
YouTubeで動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
製品詳細
今回は推進工事における推進力上昇の対策に最適な滑材 “コンクリート管マニキュア剤Ⅱ” をご紹介しました。推進力上昇にお困りの方は、ぜひ一度弊社へご相談下さい。