
泥土圧シールド工では、チャンバー内で掘削土砂に添加剤を注入し、練り混ぜながら排土を行います。この際に、掘削土に適切な塑性流動性を持たせることが、切羽の安定やスムーズな排土に直結します。そのため、現場ではポリマー添加剤+ベントナイトを中心とした材料が広く使用されていますが、材料管理や作業負担の面で課題が見られます。本記事では、こうした課題への対応材料の一つとして「スーパー加泥剤」をご紹介します。
従来の添加剤の課題
崩壊性地盤では、従来のポリマー添加剤は止水性に乏しく、崩壊のリスクが高いため、大量のベントナイトを併用する必要があります。その結果、ベントナイトを大量に使用することで以下の課題が生じます。
・使用量の増加に伴う搬入・保管の手間
・作液作業に時間と労力を要する
・粉体材料による粉塵対策が必要
・コスト増加
・作液作業に時間と労力を要する
・粉体材料による粉塵対策が必要
・コスト増加
スーパー加泥剤の特長
ベントナイト不要
本製品は止水性を備えているため、従来必要とされていたベントナイトが不要になります。下記のグラフが示す通り、スーパー加泥剤単独でベントナイト並みの止水性があります。


これにより、搬入量の縮減や保管スペースの効率化が期待できます。

作業環境への配慮
粉体材料の使用量が減ることで、粉塵の発生を抑えることができ、作業環境の改善にもつながります。
使用方法
基本的な使用手順はシンプルです。
1. 水に本製品を少量ずつ投入
2. 5分間攪拌(15分以上攪拌禁止)
3. チャンバーへ注入しながら、掘削
※添加量や注入量は製品情報をご確認ください。
従来と比較して工程が簡略化されており、作液作業の負担軽減につながります。
