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ボーリング泥水の基礎知識

ボーリング泥水の基礎知識

今回は『ボーリング泥水の基礎知識』についてご紹介します。

ボーリング工事における泥水の主な役割とは

①孔底から地表まで堀くずを運ぶ

泥水は流速の速いロッド内部やビット内部ではポンプへの負担が少なく済む低粘性が良いとされ、

一方、流速の遅いビット外部から地表までは堀くずが良く上がるように高粘性が良いとされています。

せん断速度によって粘性が変化するシェアシニング効果が大きいほど

良い泥水とされています。

 

 

②泥壁をつくって崩壊や逸泥を起こりにくくする

孔内の泥水は、泥水圧と地層圧の差圧によって泥水中の水分が地層中に失われ(脱水)、孔壁に泥水中の

微細粒子が泥壁を作り、崩壊を防止します。

薄くて丈夫な脱水量の少ない泥壁をつくる泥水が良質な泥水とされています。

 

 

YouTubeにもボーリング泥水の基礎知識が公開されていますのでこちらもご覧ください。

ちなみに当社のホレール2.0は上記の①・②の効果が非常に高い泥水剤です。

ホレール2.0については2022年6月6日のジオックスプレスの記事でもご紹介していますので、こちらもご覧ください。

【ベントナイトを使わずに砂層を掘削 泥水剤”ホレール2.0”】

 

 

 

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