
海上ボーリングや沿岸部の地盤調査では、清水の確保が大きな課題になります。船上や桟橋からの施工では、淡水をタンクで運んだり、補給の手配をしたりと準備だけでも手間がかかります。
そんな現場で役立つのが、海水に直接溶かして使える”海水用泥水剤”です。
海水でも安定した泥水が作れる
一般的にベントナイトは海水で練っても膨潤しません。
その結果、
・泥水の粘性が上がらない
・孔壁が安定しない
・掘削がスムーズに進まない
といったトラブルにつながることがあります。
一方“海水用泥水剤”は海水で練った場合でも高い粘性の泥水を作ることが可能です。そのため、海上や沿岸部のボーリングでも安定した施工が行えます。
海水用泥水剤のメリット
実際の現場では、次のようなメリットがあります。
・清水を運搬する手間が減る
・海水をそのまま使えるので準備が簡単
・海水の影響を受ける地層でも施工しやすい
特に海上ボーリングでは、資材や水の補給が簡単ではないため、海水がそのまま使えるという点が大きな利点になります。
使用される現場
主に次のような現場で使用されます。
・海上ボーリング
・港湾・護岸工事の調査
・海水の影響を受ける沿岸地盤のボーリング
まとめ
海上ボーリングや沿岸部の現場では、海水の影響によって泥水の粘性が低下し、孔壁が安定しないといったトラブルが発生することがあります。“海水用泥水剤”を使用することで、海水環境でも安定した泥水を確保でき、孔壁崩壊の防止や掘削作業の安定化につながります。
youtubeに動画を公開しているので、ぜひこちらもご覧ください。
製品情報
今回は海水に直接溶いて使用できる “海水用泥水剤” をご紹介しました。