今回は『杭抜き工法の基礎知識』についてご紹介します。
はじめに
杭抜き工事とは、建物を解体した際に、地中に埋込まれた杭を引き抜く工事のことを指します。地中に埋込まれた既存杭の杭外周をケーシングで削孔し、縁切りを行います。その後、ケーシングを引き上げ杭を引き抜きます。杭抜き工事の工法は次の通り、大きく分けて2つに分類されます。
杭 抜 き 工 法 | 輪 投 げ 工 法 |
---|---|
チ ャ ッ キ ン グ 工 法 |
今回は、輪投げ工法について解説していきます。
輪投げ工法(オーガーケーシング工法)とは
ケーシングによる削孔で地盤と既存杭の縁切りを行った後に、杭にワイヤーをセットして引き抜く工法です。引き抜き完了後、埋戻しを行います。
上記①の工程で、従来は水やベントナイト溶液を使用しています。その際、孔壁の崩壊により中折れや破損などの地中残置が起きることがあります。
そこで、ベントナイトに代わり弊社の杭抜き剤のプルトップを使用することで、これらを防止することができます。
尚、弊社の杭抜き剤『プルトップ』については下記のジオックスプレスの記事でご紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
以上、今回は杭抜き工法の基礎知識についてご紹介させていただきました。
ぜひ、参考にしてみてください。