今回は、ボーリング泥水剤ホレール2.0についてご紹介します。
特長1.作泥が簡単
本剤のみで砂層が掘削できます。
※途中で粘土層から砂層へ土質が変わっても、本剤のみで掘削できます。
特長2.運搬が楽
水1,000Lあたり、本剤1Lで掘削できます。そのため運搬の手間が気になりません。
※ベントナイトの約100分の1の使用量でおなじ粘性効果があります。
特長3.溶けやすい
液体で溶けやすく、粉塵が発生しません。
次に、室内試験で泥水性能を比較します。
室内試験1.崩壊試験
【試験方法】容器中央の仕切板を挟んで、砂と泥水を入れます。
仕切板を抜くと↓
水はすぐに崩壊しますが、ベントナイトとホレール2.0は崩壊を抑えることができました。
この実験からホレール2.0は、従来のベントナイトと遜色のないレベルで孔壁を維持することがわかります。
室内試験2.スライム排出試験
<実験イメージ>
<実際の実験の様子>
水ではスライムは揚がりませんが、ベントナイトとホレール2.0はスライムが揚がっていることがわかります。この実験からホレール2.0は、従来のベントナイトと遜色のないレベルでスライムを揚げられることがわかります。
上記の室内試験の様子はYouTubeに公開していますので、ご参照ください。
施工例
【施工例-1】 掘削径:φ146mm 深さ:60m 土質:砂 目的:井戸 |
【施工例-2】 掘削径:φ86mm 深さ:100m 土質:シルト質砂 目的:地質調査 |
【施工例-3】 掘削径:φ66mm 深さ:25m 土質:砂 目的:地質調査 |
上記の施工例はほんの一例です。いずれも問題なく掘削できました。
製品詳細
以上、今回は砂層の掘削に便利な『ホレール2.0』をご紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。
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